8月12日、和歌山競輪場で行われた大阪・関西万博協賛競輪(GIII・3日目)の準決勝(12R)は、差した金子幸央(30歳・栃木=101期)が1着、番手から出た中村圭志(42歳・熊本=86期)が2着、かまし捲った立部楓真(25歳・佐賀=115期)が3着に入った。3連単は④-③-⑥で30,990円という配当だった。

　レースは打鐘で小森貴大(33歳・福井=111期)が先頭に立つが、2番手が並走になって混戦模様に。そこを立部がかましてホームで主導権を奪う展開。ホームでは8・9番手だった蕗澤鴻太郎(28歳・群馬=111期)と金子の関東コンビも徐々に追い上げていくと、金子は3角から内に切り込んでスムーズに直線へ。九州勢が粘り込みを図るところ、金子がゴール前で抜け出して連勝を飾った。