2023/08/11(金) 17:15 0 2
和歌山競輪場の「大阪・関西万博協賛(GⅢ)」は11日に2日目が終了。選手会イベントのトークショーに出演した和歌山支部・支部長の稲毛健太に話を聞いた。
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支部長は大忙しだ。稲毛は昨日まで玉野競輪に出走し、今日は選手会イベントに出席。多忙な日々の合間をぬって練習、そして支部長業務をもこなしている。
「地元GIIIを走らないのは初めて。オールスターの予備の予備、その配分の関係です。今回、支部長になってから初めてのイベントで。支部長としても仕事をやらなきゃアカンですから(笑)。支部長業?…練習よりも大変でしょう(苦笑)。だけど、就任したからには責任を持ってやらないと。こういうイベントの機会を増やしていきたいと思っている。若手を集めて積極的にやっていきたいですね。ファンのみなさんと一緒に、和歌山競輪を盛り上げていけたら」
そうこう話している間も、稲毛の元にはサインを求めてファンが続々とやってくる。
地元選手のファンだという男性客の話を聞いていると「稲毛君、応援しとうなるんですわ〜。えらいことですよ。選手、支部長の顔があって、弟子だっておるやろ。弟もデビューしたんやってね。和歌山のためにも頑張っているし、報われてほしいなぁ」とエールを送る。
トークショーでは「脇本さん、古性君の後ろを付いていければ、チャンスはあると思うし頑張っていきたいですね」と今後に向けて意気込みをファンへ示すと、ファンからは大きな拍手が送られた。競走以外の苦労もあるはずだが、選手としても更なる高みを目指して頑張ってほしい。
また、選手会ブースでは「チャリ氷」を実施。自転車とかき氷の機械をつなげて、選手が自転車を漕ぐと氷が削られるというシステムだ。涼を求めて多くの競輪ファンでにぎわった。なお、かき氷の売上金で、児童養護施設へ自転車を寄付するという。(アオケイ・八角記者)