2日目は4番手確保から大本命の坂口楓華が仕掛ける前に先捲りを放ったが、最終4角で飲み込まれ結果は2着。とはいえ見せ場はたっぷり。

　その坂口は「松本さんの捲りは点数以上に強いので、そこは警戒していました」と言い、小泉夢菜は「今開催の松本さんは調子が良さそう」と対戦相手は十分に松本を評価していた。

　松本は「周りにそう評価してもらえるのは嬉しいですけど、やっぱり坂口さんは強い。でも、しっかり挑戦して納得して帰りたい」とキッパリ。

　さらに今開催の前には「半年振りくらいに師匠(山崎充央)に相談して、車間の空け方や詰めていってからの踏み方とかのアドバイスを貰ったんですよ。まだ少ししか練習でもやっていなかったけど、今回はその成果で感覚がかなり良い」と手応えを明かしてくれた。

　7月の富山初日には柳原真緒を相手に捲りで1着を取っていただけに、再度の大物喰いもあるかも。本人は「富山はたまたま。ラッキーだっただけですが、またラッキーがあれば」と匂わす。(アオケイ・渡辺記者)