2023/08/10(木) 18:00 0 6
8月3日からイギリス・グラスゴーで開催中の「UCIトラック世界選手権」。大会最終日の9日、男子ケイリンで中野慎詞(24歳・岩手=121期)が銅メダルを獲得した。世界選手権での男子ケイリンのメダルは、2020年に銀メダルを獲得した脇本雄太(34歳・福井=99期)以来3年ぶりとなる。
コメントは以下の通り。
男子ケイリン3位 中野慎詞(チーム楽天Kドリームス)
表彰台に立ててすごいうれしい。ずっとメダルをとりたいと思っていた。銅メダルではあるが、初出場の世界選手権で獲れてうれしい。調整期間が長すぎて、緊張もすごく、カウントダウンがせまってくる感じで気持ち的にも今思えば疲れていた。僕はケイリンしか出ないというところで、ここに照準を合わせて調整してきた。いろいろ考えず、あとはぶつかるだけだなと。改善点はまだまだある。ジェイソン短距離ヘッドコーチからも「積極的にレースはできていたけど、金(メダル)を目指すのであれば、これからもっと厳しいトレーニングに向き合っていかないといけない」と言われた。
ラブレイセン(オランダ)だけではなく、全員の動きを見てレースをしないといけないと分かっていたので、広い視野でレースをできたと思う。ラスト1周で4、5番手にいたのでやばいと思ったが、脚がすごいたまっていたので、いくしかない、メダルが欲しいと思っておもいっきり踏んだ。いっぱいいっぱいの状態でゴールしたので、どうなったかなと思ったが、掲示板を見た瞬間嬉しさの前に安堵した。今後はネーションズカップもあるが、目標はパリ五輪での金メダル。覚悟決め手トレーニングをしていく」