愛知県・名古屋競輪場をホームとする西脇。だが、名古屋が7月の開設記念開催をもって長期の改修に入るため、しばしの間バンク練習ができなくなった。そのため現在は中部各地へ出げいこに赴いている。

「岐阜と豊橋によく行きますね。豊橋はもともとガールズも多いし、師匠(吉田敏洋)も行く事がある。岐阜は小坂(知子)さんがいますから、楽しいですよ。この間は朝7時に乗りだしだったから朝4時30分に起床しましたが、めちゃくちゃいい練習ができた。この先は大垣に行く事も考えています」と普段と違った環境に、大きな刺激を受けている。

　ただ、慣れたら慣れたで悩みも少々ありそうだ。

「今は楽しいし結果も出ているからいいけど、慣れてくると“今日は休もう”とかになるかも。そうなったら意味が無い。ダラけないようにします！」

　名古屋バンクを使えるようになるのは、来年の1月になる見込み。地元で練習ができないから成績が落ちたと言われるのは西脇にとっては本意ではない。各地へ出向き、どこも地元のつもりでひたすら練習に打ち込み1月以降に備える。(netkeirin特派員)