初日は3着で惜しくも準決勝進出を逃した村上博幸。2日目の特選では松岡辰泰を目標としたレースだったが「松岡君とは別線はあったけど、連係するのは初めてだった。敵にすると凄く手ごわい選手っていうイメージがあったけど、長い距離を踏んでもしっかり強さを出してくれた」と絶賛。

「松岡君に『自分が選手になる前から村上さんのレースをテレビを見てました』と言われちゃった(苦笑)。過去の選手にならないようにまだまだ頑張らないと」と笑顔を見せた。

　上位戦でもしっかり車券に貢献し続けるのは流石としか言えないが、本人は「踏み上がる感じがまだまだ」と自己評価は厳しい。

　来月には西武園でのオールスターが控えている。最終日は特別優秀戦だが、そこに向けて弾みが付くような走りに期待したい。(アオケイ・松野記者)