2021/05/29(土) 21:00 0 3
島川は「このメンバーで一番強いと思った山口拳矢君よりも先に仕掛けようと。イチかバチかでしたが、その通りに先捲りを打てて勝てたのは良かった」と6レースを振り返ってくれた。
さらに状態面について尋ねると「小川真太郎とも練習はしているけど、最近は清水一幸さんを筆頭に蒋野翔太や新人の犬伏湧也たちとハード練習をしている成果が出てきていると思う。そのおかげもあっての1着。みんなが頑張って練習していると自分だけサボれないし良い相乗効果が出ていますね。特に自分にとっては犬伏の存在が大きいかな」と、好調の要因に大物ルーキーの存在があったことを明かした。
「アイツの馬力は凄いからバイク練習ではバイクなしで、アイツをバイクに見立てて引っ張って貰ったりしているくらい(苦笑)。それにアイツも自分も野球出身だから通じる考え方や体の使い方がありますからね。練習メニューも犬伏の学校時代の練習メニューを参考にしています。自分の学校時代は乗り込み中心の旧式でしたが、犬伏のは最新理論に基づいたモノですからね。また俺らも進化していけそう」
と、競輪のCMで使われている「競輪は、進化するスポーツだ」とフレーズに引っかけて語ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)