5月29日、広島競輪場で行われた全プロ記念競輪(FII・初日)のS級優秀(12R)は松浦悠士(30歳・広島=98期)の捲りを差した小倉竜二(45歳・徳島=77期)が1着、追い込んだ佐藤慎太郎(44歳・福島=78期)が2着、松浦が3着に入った。3連単は⑦-⑤-①で9,780円という配当だった。

　レースは小松崎大地(38歳・福島=99期)ら福島勢が先手を取るも打鍾で野原雅也(27歳・福井=103期)ら近畿勢がかまして先行。更に外から山田英明(38歳・佐賀=89期)が仕掛けて野原ともがき合いに。野原が山田を捌いたところへ展開絶好となった松浦が一気の捲りで先頭へ。直線に向くと粘る松浦、松浦の番手から伸びる小倉、切り替えて追い込んだ佐藤ら3名のデッドヒートに。僅差でのゴールインとなったが、僅かに小倉が1着。前回の三山王冠争奪戦での3連勝に続き4連勝となった。

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