2023/06/29(木) 10:00 0 6
前橋競輪場で29日に初日を迎えた「三山王冠争奪戦(GIII)」。競輪の魅力をわかりやすくビギナーにお伝えしていく活動グループ「ケイリン女子部」が今シリーズの注目選手や車券購入術のポイントを紹介します。
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今年の前橋記念は、6月29日〜7月2日まで「三山王冠争奪戦(GIII)」が開催されます。最近は「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」や記念G3ナイターなどをメインにグレードレースが行われていたため、昼間開催G3は久しぶり!!
前橋競輪場は1周が335m、直線は46.7mで日本最大36度の傾斜を誇る超スピードバンク。とにかく前々のレースが必須で、残り3周から動き出すレースも多く、目が離せない。どんなに強い選手でも、捲りに構えて残り半周から仕掛けようとしても間に合わないので、先行ラインを重視して予想展開を組み立てたい。
また、カントがきついので2センターから4コーナーにかけて、激しい攻防戦や牽制があると、直線で内側がガラッと空いた時に追い込んでくる選手が着に絡んで高配当になることもあるので注意。
今回は前橋記念競輪の中継で、メインキャスターを担当する二宮歩美とレポーターのに西川ゆりのがそれぞれ注目選手をピックアップします。
・佐々木悠葵選手
今回、群馬勢は総勢9名参戦予定。その中でも著しい成長と、期待値が高まる。バスケからの転身組で適正からのデビューで自転車経験はなかったものの、持ち前のセンスとダッシュを生かし、一気にグレードレース出場まで上り詰めた。
すでに去年、高松記念でGIII優勝ははたしたが、これからさらなる安定した記録を積み重ねていきたいところ。群馬勢がどこまで地元GIIIを死守出来るかも見もの!
・清水裕友選手
この前橋競輪場で寛仁親王牌が行われた時に初めてGIの決勝に乗り、単騎でも恐れずに動いていった勇敢な姿が今でも印象深い。また3月にFIで優勝もし、一安心のコメントも飛び出た。その時にワンツーを決めた桑原大志選手も出場し、2人の連携が期待される。関東の層が厚い中、どこまで風穴をあけられるかに期待!
・香川雄介選手
今年すでに5勝しており、今年の2月にいわき平にて優勝している香川選手。岸和田の「高松宮記念杯競輪(GI)」出場や、平塚の「日本選手権競輪(GI)」でも決勝戦進出が記憶に新しい。最後まで諦めない粘り強い走りが特徴です。
当然1着もありますが、2.3着の入着も多い。ご本人も「2、3着が多い自覚? むちゃくちゃありますよ。その理由は最後まで踏む。あきらめないんよ。」と語っている。
香川生まれ、香川支部所属の香川選手です!
・平原康多選手
インタビューなどでも常に笑顔で、前向きな発言が多い平原選手。この笑顔につい応援したくなる。競輪選手のお父様の影響で競輪の世界に。2013年にS級S班昇級後、なんと10年連続競輪界のトップで活躍している。
ただ、5月の「日本選手権競輪(GI)」で落車してしまい、肩甲骨骨折、その後の「高松宮記念杯競輪(GI)」で復帰するも再び落車。骨には異常ないそうだが、復帰直後の落車となってしまった。
平原選手には決勝進出と優しい笑顔をまた見られることを期待したい!
前橋競輪場はネーミングライツが新しく“日本トーターグリーンドーム前橋”に変わり、夜にはドームが様々なライトの演出で綺麗に彩られます。また、6Fの特別観覧席も新しくなり、さらに快適空間で居心地もよくなり、3Fにはドームステーションと言うVRの体験コーナーやゲーミングPCなども設備され、ちょっとしたゲームセンターみたいになっているんです。 今回は初の試みで日本一のカント体験ができるコーナーも!!
私たちケイリン女子部もビギナーガイダンス&競輪クイズコーナーのブースを設置したり、2FのステージにてMCやイベント、そして中継にてキャスターやレポーターを担当いたします!