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【奈良競輪】師弟共々、丈夫で長持ち! 水森湧太

2021/05/28(金) 11:30 0 0

奈良競輪場のミッドナイトシリーズ「DMM競輪カップ(FII)」が28日に2日目を迎える。準決9Rを走る水森湧太に話を聞いた。

「コケ方に自信があって120点の受け身ができるんです」と豪語する水森湧太

 このレースの関東勢は役割分担が明確できれいだった。初日の水森は突っ張り2周半先行。番手の篠崎高志は、まるで鉢巻きにハッピ姿のお祭り騒ぎのようなノリにノッた仕事をこなし、3番手の関敬もこれでもかと内を締め続け、あわよくば内を突っ込みたい別線の思惑を粉砕。お手本のようなワンツースリーが決まった。

 水森は状況を客観視しており「今日のレースは70点ぐらい。90点強の選手と対戦したときに同じレースができればいいんですけど」と冷静に振り返った。

 準決メンバーの発表を待っていた水森と話す機会あり、落車とケガの話になった。彼は「自分は養成所時代からコケ方に自信があって120点の受け身ができるんです」と豪語した。実戦では2回落車しているが、いずれも後ろからこられたもので、いわば不可抗力のようなもの。前で起こった事象についてはいなせるという。相当すばしっこいのでしょう。

 ちなみに「師匠(山崎充央)はこれまで一度も骨折をしたことがないそうです」とのこと。山崎と言えばヨコに激しい攻撃型マーカーとして知られるファイターだ。意外や意外だったが、水森もそんな骨太スタイルを継承しているのであろうか、師弟のつながりを感じた。(netkeirin特派員)

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