2023/06/12(月) 17:00 0 11
昨年度の当大会覇者が地元バンクに帰ってきた。
連覇を目指す身として初日から気が引き締まりそうなものと感じるが「連覇は本当に意識していないんです。もちろん優勝を狙うってことはありますが、ひとつのGI大会を頑張るって感覚です」と当の本人はそこまで入れ込んでおらず、あくまで自然体だ。
さて古性といえば、直前に今月3日に阪神甲子園球場で行われた阪神VSロッテ戦で始球式を務め注目を集めた。今開催のPRとして「岸和田けいりんナイター」と題し行われたイベントのひとつで、投じたボールはノーバウントでストライク。
「自分は野球をまったくやったことがなかったから最初はお断りしたんです。でも『甲子園のマウンドで投げたくても投げられない人もいる』って話を周りから聞いて、それもそうだと思い引き受けさせてもらいました。せっかくの機会でしたから」と見事に大役を果たした。
「お客さんの数がすごかったですね。ただ(競輪とか)普段、積み上げてきたものを披露するなら緊張するけど(野球はしていなかったから)緊張はそこまでしなかった。次の日に練習があったから4回裏が終わって帰りましたが楽しかったですね。本当に野球を知らない? そうなんです。この間のWBCも決勝ツーアウトから見たぐらいですから(笑)」と充実した1日を笑顔で振り返った。(netkeirin特派員)