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【水都大垣杯】今節のレース展望!

2023/06/01(木) 16:00 0 26

大垣競輪「開設71周年記念・水都大垣杯(GIII)」は3日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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山口拳矢

 GIII、GIIを制して、平塚ダービーで"ダービー王"の称号を得た地元山口拳矢が主力だ。直前の富山全プロでは競技のケイリンでも優勝。古性優作の先行を南修二に競り勝ち、そこから番手捲りと100%のレース内容だった。大きなところを欲しがる男だし、それを実現する勝負強さは山口一族の御曹司だから成せる芸当だ。これから中部を背負う気概は性格的になさそうだが、責任感は誰の目から見ても分かる。後輩の橋本優己志田龍星が勝ち上がってくれば番手を回り、その他のケースは普通に自力勝負。浅井康太が追加で入り、この2人の連係が決まるかも注目される。

浅井康太

 S班は郡司浩平守澤太志が負傷欠場で、松浦悠士と追加で入った佐藤慎太郎

松浦悠士

 松浦は、直前の全プロは手抜きをせず、一人で競輪をやっていた感じだ。ここに松浦の人間性とプロ根性が垣間見られた。良い時に比べると7割か8割の状態だが、徹底先行の犬伏湧也を使えるのはプラス材料。その犬伏も3月、当地の記念で優勝している。この2人の連係は、直後の高松宮記念杯でも結果を出しそう。犬伏の師匠の阿竹智史が勝ち上がったケースなら、松浦は3番手回りか、メンバー次第で別線になりそう。

犬伏湧也

佐藤慎太郎

 佐藤慎太郎はダービーの決勝3着で、ほぼグランプリは確定の様相。今節は北日本の自力選手が手薄で、東日本と言うくくりでも厳しい戦い。北日本はS2の菅田壱道や、東日本でもS1の自力選手は渡邉雄太ぐらいだ。全国の自力選手がラインだし、番組マンのサプライズもありそう。 

山田久徳

 メンバー的に東日本の選手は、北日本、関東、南関と見回しても苦戦しそう。近畿は山田久徳の自在戦に稲川翔で一発狙い。九州は荒井崇博が特選スタートだが、昨年みたいな元気がない。

稲川翔

 最終日にレインボーカップのA級ファイナルが行われるが、3着までに入ると無条件でS級に特進出来る。来期もA級なのは菅原大也と地元の今藤康裕の2人だけ。展開に関係なく勝負駆けなので、この2人は狙う必要がある。

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