予選は前受けから突っ張った溝口葵を目標。1/2車身まで差し込んでの2着スタートを決めた宮倉。

「早めに踏んだんだけど、併されちゃいましたね(苦笑)。PIST6みたいにいければいいんですけどね」とお茶目なコメントをする場面もあった。

　今節から新車投入だそうで、感触については「新車にしては悪くない。ただ、サドルの感じが気になるからちょっといじろうかな。直前のPIST6はしっくりきていたんだけどね、レースで新車を走るのは初めてだから、その部分がしっくりくれば」と話す。

　準決勝に向けては「準決勝がスタートだからね。地元3割増しで頑張りますよ！ 目標の原田亮太君とはワンツーをしたこともあるからね」と気合十分。

　直前のPIST6では先行、捲りと若手選手も驚くほどにパワフル。魅せる原田亮太も近況は好調だし、地元3人(原田亮太-宮倉勇-鶴岡與之)と齋藤和也が続いて地元ワンツーは濃厚。

　58歳でも成長を続ける宮倉が地元パワーで優出を目指す。(アオケイ・宮本記者)