2023/05/22(月) 17:15 2 6
未だに徹底先行で戦う父(嘉浩・79期)とは対照的に、伊藤温希はまだ本格デビューから1年が経っていないにもかかわらず、追い込み転身を本気で志望している。
「自分は本当に脚がないので。自力でやる時も、いつも騙し騙しなんです。本命を背負うのも本当に怖いですし。目標がいるならどんどん付けていきたいし、来期からの1、2班戦でもどんどん人の後ろを回っていこうと思っています(笑)」
実際に追い込みのセンスは抜群で、人の後ろを回った時の立ち回りを評価する声は多い。とはいえ若手が早めに追い込みに転身すると、SNSなどで「若いんだから先行しろ」「まだ追い込みは早いだろ」と批判的なコメントが相次ぎ“炎上”するケースも見られる。
それでも「周りの目は気にしません。とにかく早く追い込みに変わりたいんです」と伊藤の決意は揺るがない。
初日こそ「目標を付けてもらえなかったので、“しょうがないから”自力で頑張ります(笑)」と自ら動くが、勝ち上がり次第では人の後ろに付くことも十分ありそうだ。(netkeirin特派員)