netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ ミープロの香澄明希です。
　先日、ミープロがnetkeirinでコラムを書かせていただけるようになってから丸1年という記事を書かせていただきましたが、私が初めて担当させていただいたのが昨年の函館記念。今回、再び函館記念のコラムを書かせていただけてとても嬉しいです。

　初めての記事はとても辿々しく、読み返す度に恥ずかしくなるのですが、個人的な的中金額はこの1年を通して昨年の函館記念の記録を更新できてないので、今回は1年ぶりの記録更新にチャレンジしたいと思っています！

■五稜郭杯争奪戦 準決勝・展望

【10R 15時13分発走】

　大垣記念(水都大垣杯)でGIII初優勝、前走の日本選手権競輪GIで初めてGI決勝進出し、清水裕友選手を準優勝に導いた犬伏湧也選手は初日特選、二次予選ともに打鐘で先行しレースを作っています。さらに二次予選では押し切っての1着。早めの仕掛けをモットーにしているそうですが、そのうえ粘り強いとなると他の選手は手も足も出なくなってしまいそう。
　函館競輪場でA級戦の優勝経験がある渡邉雅也選手は初日、2日目ともに1着。2日目の勝利者インタビューではお父様の渡邉晴智選手に「楽しく走って来いと言われました」とのエピソードを披露されていました。準決勝ではどのようなレースを見せてくれるのか注目したいところです。
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【11R 15時50分発走】

　ここは113期、119期の若手先行選手の対決になりそう。この中で頭1つ抜けているのは嘉永泰斗選手。25歳にしてすでに強さだけでなくうまさを兼ね備えており、様々なレーススタイルに対応しどこからでもしっかり確定板に入ってきます。
　同じく113期の嵯峨昇喜郎選手は、二次予選で番手に師匠の永澤剛選手をつけて永澤選手を1着におしあげました。再びの連係に競輪ファン必見となりそう。
　21歳ながらすでにS級3年目の吉田有希選手。今年S1に昇級してからまだ優勝はありませんが、毎節しっかり存在感を残している選手。先輩たちを相手にどんなレースを見せてくれるでしょう。
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【12R 16時30分発走】

　地元の大森慶一選手と川津悠揮選手を引っ張るのは、今節SS班唯一の参戦の新田祐大選手。前走の日本選手権競輪では惜しくも二次予選敗退となりましたが、2023年すでに記念競輪を2度制覇。
　出場した9節で決勝に乗っていないレースはたったの2回と、グランドスラマーの強さを見せつけています。
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