2023/05/14(日) 15:00 0 2
12日から伊豆ベロドロームで開催中の「全日本自転車競技選手権大会トラック」。2日目はスプリントで女子は佐藤水菜、男子は太田海也が優勝し、男女ともに競輪選手が表彰台を独占した。また男子スクラッチでは橋本英也が、男子マディソンでは窪木一茂&今村駿介ペアが優勝した。
主な選手たちのコメントは以下の通り。
【女子スプリント】
佐藤水菜
「昨日のエキシビション(チームスプリント)で750メートルを2本走って刺激が入った。太田さんを倒さないと日本一になれないので気持ちを奮い立たせた。3本目を勝ったのは自信になります。日々の練習でバンク上部を使っているのが生きましたね」
【男子スプリント】
太田海也
「去年のスプリント一回戦負けが悔しくて、今回は絶対に取りたいと思っていたからうれしい。ただ、優勝という結果を見れば悪くないが、自分のテクニックのなさから落車をしてしまい、決勝まで思うようなレース運びができなかった。初トライの上げたギア倍数を含め、課題が見えて収穫の多いスプリントになった」
【男子スクラッチ】
橋本英也
「スクラッチはアジア選手権のチャンピオンとして臨んだので、日本のチャンピオンジャージを手に入れたかった。優勝できてよかった。勝因は得意としているゴール前のスプリント勝負に持ち込めたこと。競輪仕込みのスピードが生きた」
【男子マディソン】
窪木一茂
「マディソンは楽しみながら走った。これを走れないとオムニアムも走れない。もっと注目されるように結果を残していきたい。世界選手権でメダルを取るためにもアジア選手権で優勝を目指す」