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【別府競輪・モーニング】自力選手としてのこだわりを示す小林則之「自分が前で自力」

2023/05/11(木) 17:30 0 3

別府競輪のモーニング「第20回アペックス杯(FII)」が11日に初日を開催した。7RのA級初日特選を走った小林則之に話を聞いた。
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「自在っていうより前で駆けるレースがいい」と話す小林則之

 初日特選は初連係の小笠原昭太に前を任されたものの、仕掛け損じて着外に終わった。レース後は入念にローラーで体と自転車を合わせていた。

 やがて、準決メンバーが発表されると6Rで同県の長谷部翔と一緒だった。長谷部が挨拶に訪れるとしばし両者で話し合い、やがて話を終えると「自分が前で自力」と小林はコメントした。年齢や実績を鑑みると、本来は長谷部ー小林で並ぶのが順当だ。

 だが小林は「どっちが前でも後ろでもよかった。だけど、長谷部君はどっちかというと将来的には自在っぽくやっていきたいはずですし、そういうレースも見てきた。自分は自在っていうより前で駆けるレースがいい。お互いの持ち味を発揮するため? はい、そういう感じです」と単純明快に説明した。

 小林には長らくS級におり南関地区の先頭でバリバリ戦ってきたプライドと自負がある。ここでもリズムを変える事無く自力選手としてのこだわりを示した格好だ。後輩に後ろを任せ、老練なテクニックを発揮し別線を翻弄する。(netkeirin特派員)

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