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【宇都宮競輪・ルーキーシリーズ】養成所から先行にこだわっていた松田昂己

2023/05/01(月) 09:00 0 0

宇都宮競輪場では30日から「スピードチャンネル・スカパー杯(FII)」が開催中。同開催は6R〜12Rでルーキーシリーズの第1戦を実施。2日目10Rの男子新人戦予選2に出走予定の松田昂己に話を聞いた。
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「思ったような走りが出来たと思います」と話す松田昂己

 初日は5番手からホームでカマした松田。後ろを追っていた菊地圭が2コーナーからすかさず仕掛けてきたが、しっかり併せた。踏み合っていたところを岡部伶音が捲る展開にはなったが、松田は直線まで粘りに粘っての2着スタートを決めた。

「メンバーを見た時から、自分のペースに持ち込めそうだなとは思っていました。思ったような走りが出来たと思います。あとは、ちょっと前にここで(宇都宮競輪場)茨城、栃木の選手が集まって合同合宿をやったんです。競走訓練をさせてもらったのですが、練習の時と同じように踏めたし、500バンクの感触を掴めたのは大きい。いい練習が出来ました」と笑顔を見せていた。

 養成所の成績を見るとバックは15本。捲りの決まり手はあるが逃げの決まり手はなく、順位も57位。初日のレースには関係者含めてお客さんも驚いただろうが、松田は養成所時代から先行にこだわっていた。

「養成所の時はトントンで後方になってしまったりとなかなか…(苦笑)。養成所でも先行にこだわっていたけど、これからも変えずにいきたい」と締め括った。

 松田は若手の活躍著しい茨城のホープ。2日目も粘り脚を見せてくれるか楽しみだ。(アオケイ・宮本記者)

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