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【大阪・関西万博協賛競輪】900勝達成は惜しくもおあずけの神山雄一郎

2023/04/30(日) 15:45 0 7

久留米競輪場の「第5回大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は30日に最終日を開催。6R2着の神山雄一郎に話を聞いた。
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2着だったが「お客さんの車券に貢献出来て良かった」と話した神山雄一郎(右)

 6Rは小林泰正マークの神山雄一郎。前受けの小林が7番手まで車を下げて打鐘2センターから強烈にスパートし、最終BSで先頭に立った。神山はきっちりと付けきって最後の直線を迎えたが、小林に続く2着が精いっぱいだった。

「点数的にも小林君が受けて立つしかないから、後ろはキツくなっちゃうよね。今日は本当に付いていけるかどうかだった。着を獲れたのは大きい。泰正が強かった。ゴール前も伸びていたしね」

 小林が城戸を捲り切るのにかなり脚を使わされていただけに、ファンの中には"900勝達成か!"と思った人も多かっただろう。

「自分も一瞬は思ったけど。最後はいっぱいだったし、あれを抜くには今のオレには至難の業。2着でお客さんの車券に貢献出来て良かった」

 落車後のシリーズだったが、2日目以降は3、4、2着と粘り強さを発揮した。次走は5月18日から行われる地元の宇都宮記念だ。

「落車の影響は、そこまでなかったかな。状態は尻上がりに良くなっていた。また練習して地元記念を精いっぱい頑張ります。そのうち周りが騒がなくなった時に1勝でもできたらいいかな」

 本人の願いとは裏腹に、しばらくは"神山雄一郎900勝狂騒曲"は続くだろう。期せずして地元記念まで持ち越された。終わってみれば、最高の舞台で達成なんてことになりそうだ。(netkeirin特派員)

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