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【大阪・関西万博協賛競輪】節目の500勝を達成した中川誠一郎

2023/04/29(土) 15:30 0 12

久留米競輪場の「第5回大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は29日、3日目を開催。6R1着の中川誠一郎が通算500勝を達成した。
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通算47人目の500勝を達成した中川誠一郎

 通算499勝で今節入りした中川誠一郎。まさかの一次予選敗退を喫し、2日目も人気を集めながら3着。メモリアル星達成を期待するファンをやきもきさせていたが、3日目6Rは同県の緒方将樹マークから、最後は外を鋭く伸びて白星。4月20日に達成した山原さくら以来、通算47人目(男子選手の場合は44人目)、デビューから22年8か月14日での500勝達成となった。

「どこで獲っても1着は嬉しいですね。将樹が頑張りますと言ってくれていたので頼もしかった。ちょっと行けなくなって、でも外にへばりついていたので外を回した。1着かどうかは微妙だなと思った。自信はなかったですね。お客さんからおめでとうって言ってもらったので勝ったのかとなりました」

「どこで獲っても1着は嬉しいですね」と語る中川誠一郎(右)

 記者陣から“思い出のレースは”と問われると「やっぱり(優勝した16年の静岡)ダービー。それを聞かれると、なんか辞めるみたいですね」と笑わせた。

「僕たちにとってはGIの1勝と、この1勝の重みは違うけど、お客さんにとっては同じ1着。一緒ですもんね。今後の目標ですか? 熊本競輪の復活までは絶対に走ろうと思ってます。ワッキー(脇本雄太)達みたいな凄いレースを見せられるかはわからないけど、散り際の美しさを表現していきたいですね。泥臭く3着を獲るような、ですね」

 最後まで独特のワードセンスで喜び、今後の目標を語ってくれた。(netkeirin特派員)

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