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【京王閣競輪・ナイター】昨日の敵は今日の友? 皿屋豊と山崎芳仁「力を合わせて」

2023/04/17(月) 09:30 0 6

京王閣競輪場のナイター「サテライト市原カップ&東京中日杯(FI)」は17日、最終日を迎える。12レースS級決勝に出走する皿屋豊に話を聞いた。
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「優勝を目指すとなるとラインがあった方がいい」と話す皿屋豊

 準決勝の皿屋は文句なしのレース内容。

 本人も「取れなかったけどスタートを取りに行って、赤板で蕗澤君を押さえて、山崎さんを突っ張って。で、カマしてきた関東勢に飛び付いて、最後は捲って…。一通り動きましたね、40歳にはキツイ(笑)。でも、先を見越した良いレースはできたと思う」と会心の表情を浮かべた。

 決勝メンバーが出揃うと皿屋は「また初日特選みたいなメンバー構成ですよね。自分は単騎で一発を狙う」とコメント。対して茨栃4選手は即座に結束を表明し、東北両者もすんなりと決定。と思いきや、山崎は永澤と話し合うと何やら皿屋の元へ…。

 山崎は「皿屋君へいきます、僕から話をさせてもらった。車番が悪い上に相手の茨栃は4車、突っ張られては厳しい。でも、皿屋君と3人で力を合わせればレースを面白くできるかなと。皿屋君は魅力的な選手。西の選手へ付くのは初めてですね」と経緯を説明。

 対して皿屋は「ダービーもあるし、つまらないレースはしたくない。自分が単騎で4対2対1でやっても、単調なレースになりそうだし…。2、3着はあっても優勝を目指すとなるとラインがあった方がいい」と思いを口にし、「山崎さんは超一流選手。番手に付いてもらえるなんて光栄です」と背筋を正した。

 共に準決勝ではライバルも『打倒・茨栃勢』燃える気持ちは一致し、手を取り合った。

 吉田有希-長島大介-神山拓弥-芦澤辰弘の充実カルテットに、皿屋豊-山崎芳仁-永澤剛がどう抵抗するのか。熱いレースに期待したい。(アオケイ・八角記者)

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