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【北条早雲杯争奪戦】今節のレース展望!

2023/04/11(火) 20:30 0 25

小田原競輪「開設74周年記念・北条早雲杯争奪戦(GIII)」は13日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 S班は地元の大エースの郡司浩平、究極のオールラウンダーに変身した新田祐大、鬼のマーカーの守澤太志の3名が参戦。神奈川祭りであるし、郡司浩平が責任を持って走る。当地記念は67周年、69周年、70周年と三度のV。ただ、昨年は深谷知広、一昨年が松井宏佑、2年前が和田真久留と優勝から遠ざかっている。来月の地元平塚ダービーに向けても、気持ち良く勝っておきたい。今年は静岡記念で優勝したが、成績自体は物足りないし、GIIIと言えども高いモチベーションで走る。

 新田祐大は直前の高知記念で優勝し、リズムも脚力も良好だ。決勝は爆発的な捲り追い込みだったが、勝ち上がりの段階では内に進路を取るレースも目立った。これは意識的なのか本人にしか分からないが、ニュースタイルが成功したと言える。

 盟友・守澤太志も高いレベルで安定しており、今年も賞金でグランプリ出場が当確と言っても過言ではない。

 関東は眞杉匠の先行力に期待したい。3月は失格の関係で斡旋が停まっていたが、小回りバンクだし、逃走劇も可能。

 番手は不思議な落車が多い吉澤純平だが、前回の奈良の落車も軽傷だった様子。勝ち上がりに成功すれば眞杉匠雨谷一樹の連係も考えられる。

 地元のS1は松井宏佑和田真久留福田知也内藤秀久松谷秀幸の5人。松井宏佑郡司浩平の前で走ると言う大事なテーマがある。和田真久留松谷秀幸もタテは切れる。これに深谷知広も加勢して、やはり南関勢は厚みがある。昨年みたいに南関から6人決勝に乗ると、地元と深谷知広が別線勝負になりそう。そこは深谷知広の性格を考えるとガチンコ勝負だ。

 近畿はS班の古性優作の名前があったが欠場。山田久徳の自在戦が二次予選では人気になる。中四国勢は高知記念直後の大会で手薄なメンバー。

 ムラで淡泊だが取鳥雄吾が波乱の立役者で香川雄介がガード役。九州はビッグネームが不在で厳しい。2班の注目は地元の北井佑季で、地元の一段ロケット役以上の存在。決勝は別として、準決勝までは勝つレースに徹する。最近は捲りが上手くなったのもプラス材料だ。

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