2023/04/06(木) 17:45 0 1
西武園競輪場のミッドナイト競輪「WINTICKETミッドナイト(FII)」は7日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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まず初日特選の並びから。動けるのは森川康輔と長谷部龍一の岐阜コンビ。両者共に、前走で優勝しており好調をキープ。
森川康輔は村田祐樹に乗って伊東で優勝。長谷部龍一は地元大垣で完全優勝。年齢順に森川康輔に長谷部龍一の並びとなり、動向が注目されたファイターの泉慶輔は、岐阜の3番手を選択。小橋明紀は、泉慶輔にお任せで4番手。
南関は太刀川一成に副島和人で自在に攻めるが流れで岐阜分断も。太刀川一成は普通に考えれば、準決で徹底先行の荒川仁の番手。そっちを考えるか、初日から勝負かは何とも言えない。
巧者小林潤二は、南関にレースを壊して欲しいと願っていた。スンナリなら長谷部龍一の差し切りだが、ハコがもつれると森川康輔の逃げ切りから。内を少しでも空けると、3番手の泉慶輔が突っ込んでくる。泉慶輔の準決の目標は同県の上遠野拓馬だろう。
地元のビッグネームは太田真一だが、女屋文伸が絶好調。ピアノ演奏のSNSで、バズっていたが、本業の競輪でもバズりたい。
他に予選で注目したいのはイン粘り名人になった日当泰之、特別昇班したオールドルーキーの藤岡徹也、先行の神様の坂木田雄介、2世選手の幸田望夢と小林裕一朗、地元の小玉勇一と言った面々。
ガールズケイリンはグランプリ覇者の石井寛子と地元太田りゆの2強対決。前走は共に四日市で、佐藤水菜が優勝し、太田りゆが準優勝、石井寛子が3着で、レベルの高い戦いだった。まるで、別府に続き、コレクションかと思ったぐらいだ。どうあれ無傷で勝ち上がり、決勝での直接対決が楽しみ。
3番手の評価が自力も出している地元青木美保で4場所前の西武園ミッドは準優勝だった。荒川ひかりもマーク巧者で、3連単要員として欠かせない。