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【よさこい賞争覇戦】今節のレース展望!

2023/04/03(月) 15:30 0 34

高知競輪「開設73周年記念・よさこい賞争覇戦(GIII)」は6日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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脇本雄太

 今節はS班のメンバーが5人参戦して最強布陣。脇本雄太を筆頭に新田祐大佐藤慎太郎の福島コンビ、高い自在性のある好漢・平原康多、競輪IQ高い松浦悠士もいてGIII開催とは思えないグレード。本来は脇本雄太で断然と言いたいところだが、極度の腰痛で走ってみないと分からない状況。

松浦悠士

 そこで優勝するのは松浦悠士とみたい。今年はスタートダッシュに失敗したが、別府ウィナーズカップを獲り、健在ぶりをアピール。前走の玉野記念は準優勝で終わったがタテ脚は切れていた。

犬伏湧也

 今節は地元中四国地区でもあり、犬伏湧也太田海也がいるのが大きい。犬伏湧也は、今年GIを獲る予感もあり、太田海也は競輪に関しては荒削りだがパワーは世界でも通用している。

太田海也

 しかも同県町田太我までいて、まるで松浦悠士のためにある様な大会だ。

町田太我

 悪い悪いと言っても、他の選手とは比較にならない脇本雄太野原雅也の突然の訃報で悲しみのシリーズになるが、可愛い後輩の為にも頑張りたい。番手を回るのはファイター稲川翔だが、逆転はなくても、離れる失態はなさそう。8番手捲りでなく、優しい仕掛けを望みたい。勝ち上がりに成功すれば、自力の特権で、ワッキーとワンツーの実績もある岡崎智哉が番手を回る。

新田祐大

 新田祐大佐藤慎太郎の福島コンビも侮れない。

佐藤慎太郎

 新田祐大は新たな自在の走りを完成しつつある。敢えてかどうかは分からないが、ニュースタイルで、内に行くレースが多くなっている。究極のオールラウンダーの異名が似合うし、慎太郎先生も差し脚は良くなっている。

平原康多

 平原康多ウィナーズカップの準決勝で落車。ただ、最終日も元気に走り1着を取っている。怪我は軽傷だし自転車のセッティングぐらいだ。関東で佐々木悠葵末木浩二をリードする。

 伏兵以上の存在になるのが渡邉雄太小原太樹の南関勢。玉野記念の再現で、大捲りを決める可能性もある。

荒井崇博

 九州は荒井崇博が安定しているが援軍が手薄。中四国の機動型を与えて貰える番組が本人の理想だろう。

 最終日に単発のガールズフレッシュクイーンが行われる。位置を取ってからの捲りが上手い吉川美穂が本命だろう。直前の松山ミッドで優勝している。次の評価が自力選手の飯田風音で、2月開催の立川と3月開催の取手で完全優勝。吉川美穂より前でレースを進めて風を切りたい。

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