2023/04/02(日) 19:00 0 1
昨年11月の豊橋準決で落車し「鎖骨と肋骨を7本、あとは右肺がつぶれた」と重傷を負い戦線を離脱した。2月佐世保から復帰を果たすと、前橋を経て3月の小田原で復帰後初Vを挙げた。
「佐世保、前橋と走ってマダマダと思ったので、小田原は欠場して今回に備えようと思ったんです。でも何となく走りたくなって小田原を走った。正解でしたね」と、わずか3場所目にして最高の結果を挙げ復調を実感した。
そして迎えた今シリーズ。今回の主催は熊本市営とはいえ、久留米バンクをホームとする中園にとっては地元戦のようなもの。気合パンパンでここまで来ている。
2日目は準決3着だったが、3位選手からただ1人勝ち上がれる権利を手にして、決勝へ進出を果たした。
「いつもの流れだったら3着でも乗れなかったと思う。でも復帰してからここまでの流れなら絶対に乗ると思っていましたよ(笑)」と勢いを大事につなぎ、大きく笑った。
決勝は曽我圭佑-松岡孝高の"地元"3番手を固める。
「しっかり3番手の仕事をして。直線でコースさえ開けば…」と話し、虎視眈々とチャンスをうかがっていた。(netkeirin特派員)