2023/04/02(日) 14:30 0 1
前橋競輪のミッドナイト「オッズパーク杯(FII)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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坂本勉氏を叔父に持つ磯島康祐は坂本一族のサラブレッド。前期のS級でも勝ち星があり、A級では格上の存在。
3月開催の岸和田と大宮を6連勝で完全優勝して絶好調と言える。今節はS級特進が掛かる大事なシリーズ。ドームとの相性も良く、有力なV筆頭。
番手は北日本ラインで山田敦也。今期は無念のA級落ちだが、昨年12月の広島記念では決勝に進出している。降級後、優勝はないが、的確な仕事ぶりは評価出来る。
中島詩音、小林令の山梨コンビも強烈と言える。中島詩音はPIST6のイメージがあるが、平塚、京王閣、高知と3連覇。ロングスパートを得意にしており、小林令のアシストでワンツーを目指す。
小林令は暴れん坊だし、タテ脚を磨けば、S級上位でも通用する逸材。この3番手は地元の稲村成浩。今迄の実績は、敢えて、ここで触れる必要もないだろう。地元戦は、いつも脚を作ってくるし、3番手でも侮れない。
遠征ラインは福島栄一の決め脚が鋭い。中四国ラインで畝木努と連係して、本線打倒を目論む。畝木努は2月開催の松山で優勝しておりダッシュ戦が持ち味だ。
ガールズケイリンは大久保花梨がシリーズリーダー。位置取りをやってからの自力勝負で、今年は大きなところで勝ちたい。
今期は3月末の段階で宇都宮、豊橋、大宮と3度優勝している。内野艶和は中距離のナショナルチームのメンバー。競技を優先して、競輪の出場は少ないが基本的に自力選手。
荒牧聖未は良い頃に比べるとミニスランプ中。ここまでに、どれぐらい立て直して走れるかだ。ビッグレース出場の経験もあり、実力者なのは間違いない。田中まいは中村浩士グループでトレーニングをやっており、それが好循環に繋がっている。