「最後は内か外かコースを迷ってしまった分、3着に届かなかった」と悔しそうな表情を見せる渡邉。

　ただ、今開催から自転車のセッティングを変えたそうで、「ステム(写真で渡邉が指を指している部分)を60ミリから90ミリに延ばしたんです。お父さん(渡邉晴智)のアドバイスですね。ここに来る前もお父さん達と街道練習を一緒にしていたんですけど、そこでアドバイスを貰いました。延ばしたことによって、前傾姿勢になるんですが、それが実戦でどうなるかと思っていましたが、自転車の伸び自体はかなり良くなっていました。ここに来る前は街道練習だけだったので、実際にバンクで乗った時にどうかなと思っていましたが、感じは凄くいいですね。これならやれそう」と明るい表情で手応えを語ってくれた。

　父親でもあり、師匠でもある渡邉晴智のアドバイスがドンピシャだった様子。

　更に「京王閣はデビューして初めて決勝に乗ったバンクなので、わたしの中では相性の良いところ。自転車のセッティングの感じも良いし、体調も良いので、しっかり決勝を目指したいですね。その為にも2日目は3着以内に入ってしっかり決めていきたい」と前向きなコメント。(アオケイ・渡辺記者)