2023/03/24(金) 10:30 0 1
前受けからスピードを上げるペース先行に持ち込み別線をシャットアウト。吉川嘉斗-川口秀人を連れ込みラインで確定板を独占した。レース後は納得の表情で引き揚げてきた。
「前受けもそうだったし斎藤(敦)さんも切らなかったのでペース先行に持ち込めた」とうなづくと「あとは小川巧さんのおかげです。あの感性はどこから来るのか…すごすぎます」と息をついた。
小川は同県の大先輩で今シリーズは同配分。セッティングの見立てなど自転車のあらゆる面に精通しているベテランで、多田は久々に小川と会えた機会を逃すまいと前検日に指導を仰いだ。すると小川は多田の自転車に一回またがっただけで、修正ポイントを指摘したという。
「『サドル、引いてみた方がエエよ』って言うんです。それで乗ってみたらいい感じになった。レースでもフォームが全然違うし自転車も進んだんです。的確すぎてビックリしました(笑)」
同県の櫻井太士も「初日は別人みたいに車が出ていたし、すごくいいレースだった」と多田の変貌ぶりに気づき称賛していた。準決7Rは田中勇二-藤原浩と初日特選シード組を背に自力勝負。初日に続き会心のレースでライン決着を目指す。(netkeirin特派員)
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