初日は元砂勇雪に併せて捲って快勝。2日目は逃げた荻原尚人を交わし快勝と中田がピンピンで決勝に勝ち上がった。本人も「S級でピンピンは初めて。流れが良いですね」と笑顔で話す。

　注目される決勝戦。荻原と中田は話し合いの末にそれぞれ別れて荻原は青野将大、中田は小森貴大の番手を選択した。

　並びについて中田は「オギ(荻原尚人)さんとちゃんと話合いをして自分は小森(貴大)君。連係は初めてだけど、レースは何度もみている。強いのはもちろんだけど、ガンガン行きますよね。逆に凄くプレッシャーがかかる(笑)」と意外と控えめなコメント。

　最後にどんな走りを期待するか？ と聞くと
「小森君が勝てる走りでいい。その方がお互いにチャンスはある。相手は強いけど、いい連係をできたら」と答えた。

　即席連係でも好走を見せられるか期待したい。(アオケイ・石濱記者)