2021/05/12(水) 20:00 0 0
1月の東日本発祥倉茂記念杯以来の復帰戦となった法月成祐。初日は6着に敗れ、落ち込んだ面持ちだ。
「正直言って状態は6割くらい。でも、現場に復帰しないと良くなることはないからね。一走してみたけど、スピードが上がったときに対応できていない感じ。悔しいね…」と肩を落とす。
腰のケガもあり一時期はチャレンジまで落ちた苦労人。しかし、またこうやってS級の舞台で走っているということは並大抵の努力ではないはず。
「ケガが多くて上手く付き合いながら走っている。1月にいきなり落車して鎖骨を折って、気持ちも折れかけたけど、踏ん張るしかない。今期は大宮を含めてあっせんがあと4本。そこで少しでも点数を上げて来期A級に落ちた時に戦える位置に居ないとね」と前を向いた。
そんな法月は2日目の6Rに出場。同県の後輩、能代谷元を足場に勝利を目指す。 「今日ダメだった分を上手く修正したい。少しずつ、少しずつ良くなっていけるように、腐らず頑張ります」と雑草魂を見せた。(アオケイ・石濱記者)