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【水都大垣杯】今節のレース展望!

2023/03/02(木) 18:15 0 28

大垣競輪場の「水都大垣杯(GIII)」は4日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 全日本選抜を優勝したばかりの古性優作を筆頭にS班は平原康多新山響平が参加。もちろん、中心は古性優作だ。

古性優作

 脇本雄太が極度の腰痛で万全の状態ではなかったが、貫禄ある走りで、今年初の特別競輪を制した。決勝も新田祐大のイン粘りはあったが、びくともしなかった。あれで、逆に新田祐大の脚力を消耗させ、守澤太志成田和也の位置が遠くなった。まるで、それさえ計算している様な走りだった。直前は軽めの調整だろうが、4日間、人気に応える。メンバー的に、今回は自力の組み立てになる。

 意外にも中部の大会だが、平原康多大垣記念を2連覇中で、得意な大会にしている。

平原康多

 全日本選抜は、奈良記念の落車の影響が残り、セッティングや自分の体調と、何から何まで手探りの状態だった。今回、上積みは見込めそうで、吉田有希を目標に3連覇を目指す。

 新山響平はスタイルは不変だが、今年は受けて立つレースが鍵になる。

新山響平

 特別競輪は別として、記念の二次予選や準決は、狙っての捲りも必要。やや元気がなくなったが大槻寛徳が番手を回る。

 地元の大エース、山口拳矢も、実質的にS班の選手。

山口拳矢

 GIIを先に制し、協賛競輪のGIIIを伊東で獲ったが、地元記念の優勝は誰よりも欲しい称号。しかも、大垣はホームバンクである。狙いすました捲りで一撃を決めたい。

 全日本選抜で3勝した犬伏湧也は、今年は大きなレースを獲りそう。

犬伏湧也

 500バンクを押さえて駆けていたし、大好きなカマシ、捲りなら準決も千切っていたかも。大師匠の小倉竜二が後ろで、魅せるレースになったが、今回はダークホース以上の存在だ。

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