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 　24日時点の「S級・3連対率ランキング」は、前週に引き続き脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位。そのほか7位までのランキングに変動は見られなかった。　新たに20位にランクインしたのは石塚輪太郎(29歳・和歌山＝105期)。石塚は16〜19日に伊東温泉競輪で行われた「施設整備等協賛競輪in伊東温泉(GIII)」に参戦し決勝5着となった。

　 S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえるが、上位20位には、脇本、郡司浩平(32歳・神奈川=99期)、古性優作(32歳・大阪=100期)、守澤太志(37歳・秋田=96期)、新田祐大(37歳・福島=90期)の5名が入った。

　上位20名のうち、SSとS1からは石塚と野口裕史(39歳・千葉=111期)を除く全員、S2からは北井佑季(33歳・神奈川=119期)が、23日から高知競輪で開催されている「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」に出走している。開催後の順位の変動にも注目したい。

 　3連対率上位で勝率が30%を切っているのは、6位の成田和也(43歳・福島=88期)、10位の福永大智(24歳・大阪=113期)、同率12位の中本匠栄(35歳・熊本=97期)、山田雄大(22歳・埼玉=117期)。2着、3着で連に絡む確率が高いため、車券投票の参考にするといいかもしれない。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

 S級・3連対率ランキング(2023年2月24日時点/直近4か月)

 ※太字はS班、赤字は勝率30%未満

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。