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【2022年表彰選手】脇本雄太ら受賞者コメント「獲得賞金額更新は大きい」

2023/02/17(金) 17:30 0 28

JKAは17日、2022年優秀選手賞・国際賞を受賞した選手のコメントを発表した。男子の最優秀選手賞を受賞したのはKEIRINグランプリ2022を制した脇本雄太(33歳・福井=94期)。ほか男子5名のコメントは以下の通り。

最優秀選手賞 脇本雄太

2022年最優秀選手賞を受賞した脇本雄太(公財)JKA提供

 最優秀選手賞受賞は2年ぶり2回目ですが、今回は一年間しっかり競輪を走ったうえでの受賞でとても嬉しいです。2022年は怪我に悩まされ、思い通りにいかない1年でもありました。でもそのなかで結果を出し、獲得賞金額を更新できたことはとても自分の中で大きいことです。賞金が高いレースを勝てたことは恵まれました。

 出走本数をあげて全国の競輪場に行き、多くのお客様が見ている前で自分自身のパフォーマンスをアピールすることが自分達の務めでもあると思っています。年齢も重ねてきて故障もしやすくなってくるので、体のケア、メンテナンスを考えながらトレーニングをしていきたいと思います。ナショナルチームにいた時は、専属のマッサージの人やドクター、トレーナーがいて怪我をしにくい環境が整っていたのですが、福井に戻ってからは、そういう環境を作っていくこともやっていきたいと思います。

 皆様の応援のおかげで最優秀選手賞をいただくことができました。この賞に満足することなく、高い目標をもって2023年も頑張っていきたいと思います、応援よろしくお願いいたします。

優秀選手賞 古性優作

古性優作(撮影:島尻譲)

 近畿のみんなのおかげで受賞できたと思っていますし、近畿の仲間のおかげで1年頑張れたと思います。地元・岸和田高松宮記念杯も連日ラインで勝ち上がることができ、近畿の団結力のおかげで優勝できたと思ってます。

 2022年の後半は競輪祭でうまく状態もあがってきて、いい感じでグランプリに臨んだのですが、脇本さんがただただ強かったです。

 2023年も感触、状態良くスタートが切れているので、これからもっとしっかりと脚をあげて、GIタイトルを獲ることを目指して頑張っていきます。応援してもらえるように頑張ります。よろしくお願い致します。

優秀選手賞 松浦悠士

松浦悠士(撮影:島尻譲)

 2022年はGIが獲れなかったのですが、1年間の走りを評価してもらえてとても嬉しいです。前半戦は自分の中であまりいい成績でなかったのですが、サマーナイトで優勝することができ後半戦はいいスタートが切れたと思っています。

 10月くらいまではいい状態が続いたのですが、11、12月とあまりいい感覚はなかったのですが、ただグランプリに向けて状態をあげていったので、結果は良くなかったですがグランプリは納得できるレースが出来たと思ってます。

 2023年は年明けから欠場してしまいましたが、その後はしっかり追い込め、状態はあがってきていて、いい感じで練習できています。

 今年はGIタイトルが欲しいので、しっかり狙っていきたいです。自分らしい、いいレースをしていけるよう精一杯頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。

優秀選手賞 新田祐大

新田祐大(撮影:島尻譲)

 優秀選手賞をいただいたことを皆様に報告でき、とても嬉しいです。

 2022年はオリンピックが終わって競輪一本に集中していくという僕にとっては新たなスタートの年でした。前半はいいスタートが切れていたのですが、5月に落車をして怪我をしてしまいました。ただ自分に課せられた課題だと思い、早い復帰を目指してできる限りのことをやり続けました。

 復帰後の後半戦ですが、10月の寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントではグランドスラムがかかっていまして、「絶対に優勝する」という強い気持ちをもって全力で挑んだ結果、優勝することができました。

 北日本4車で挑んだグランプリでは勝つことができなかったのですが、思い出に残るいいレースが沢山できた1年だったと思います。オリンピックに出場することで、「苦しみを乗り越えた先には得られるものがある」ということを実感したので2023年は、諦めない気持ちで頑張っていきたいと思います。たくさんの人に応援されるような選手を目指して頑張ります。

優秀新人選手賞 中野慎詞

中野慎詞(撮影:島尻譲)

 早期卒業で1月にデビューして18連勝を強く意識してました。一発でS級にあがらなければならないという気持ちが強かったです。青森記念決勝で連勝は30で途切れたのですが、経験の差を感じることができ、後につながるレースだったと思います。その後の共同通信社杯は皆さん強くてボコボコにされたなという印象です。力だけでは勝てないし、作戦通りにもいかないので、臨機応変に対応できなかったというのが課題でした。

 伊東温泉記念の決勝でも、他ラインを意識しすぎて積極的にいけなかったですし、他選手にプレッシャーをかけていくことなど、色々教えられました。経験値がまだまだ少ないので、どんどん積み上げていって成長していきたいと思ってます。

 ナショナルチームの活動も、チャンピオンズリーグで手応えをつかんで帰ってきたので、今後の国際大会に活かしていきたいと思います。2023年は競技と競輪を両立しながら、どちらもしっかり着をとって昨年以上の成績を残したいと思います。さらに進化した姿を見せていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します。

特別敢闘選手賞 新山響平

新山響平(撮影:島尻譲)

 特別敢闘選手賞を受賞できて素直に嬉しいです。皆様のおかげだと思ってます。2022年前半は思うように結果を出せず苦しい時期が続いたのですが、ナショナルチームを引退して、競輪に専念してから少しずついい状態にもっていけて、結果がでてきたので良かったと思います。初タイトルの競輪祭優勝はとても嬉しかったのですが、それ以上にファンの方々や北日本の先輩方のおかげという、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 自分は位置取りだとかまだまだ課題はあるので、今度はしっかり自力でGIが優勝できるよう、そして年末のGP出場を目指して頑張っていきます。S級S班らしい走りで目指していきますので、応援を宜しくお願い致します。

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