2021/05/09(日) 11:30 0 1
準決でV候補筆頭の梁島邦友に"当てられた"大森光明が意地を見せた。ペースで駆ける梁島(邦友)を6番手から豪快なまくりでのみ込んで快勝。一気にVの有力候補となった。「地元で初優勝を決めたい」と前検日から宣言していたが、この勝利で一気に現実味を帯びてきた。
「練習のように感じ良く踏めたし、今までで一番の感覚だった」と大きな自信になったようで「決勝もこの感じで走れれば…」と手ごたえをつかんだ一方、「(梁島に)手の内を見せてしまったのが(苦笑)。これを決勝で出したかった…。もったいない」と何度も頭をかいた。
決勝は梁島、戸辺捺希が相手の3分戦で同期対決となる。「自分に展開が向けば…(笑)」と関東勢の踏み合いを期待していたが、能力確かな大森がしっかり力を出し切れば、展開を問わずチャンスがあるはずだ。再び豪快な一撃を炸裂させて、準決がフロックではないことを証明するとともに、地元で初優勝を達成する!(netkeirin特派員)