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 　17日時点の「S級・3連対率ランキング」は、脇本雄太(33歳・福井=94期)が首位。脇本は、5日に最終日を迎えた奈良競輪「春日賞争覇戦(GIII)」に出場したものの腰痛のため2日目以降は欠場となったが、23日から開催される高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」に出場予定となっている。

 　2位の郡司浩平(32歳・神奈川=99期)は、12日に最終日を迎えた静岡競輪「たちあおい賞争奪戦(GIII)」で優勝し、前週から3連対率と勝率を上げた。郡司も23日から開催される高知競輪「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」に出場予定。

　 S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえるが、上位20位には、脇本、郡司、古性優作(31歳・大阪=100期)、守澤太志(37歳・秋田=96期)、新田祐大(37歳・福島=90期)の5名が入った。

 　3連対率上位で勝率が30%を切っているのは、6位の成田和也(43歳・福島=88期)、11位の福永大智(24歳・大阪=113期)、同率13位の中本匠栄(35歳・熊本=97期)、山田雄大(22歳・埼玉=117期)、20位の佐伯辰哉(26歳・広島=109期)。2着、3着で連に絡む確率が高いため、車券投票の参考にするといいかもしれない。

　最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます

 S級・3連対率ランキング(2023年2月17日時点/直近4か月)

 ※太字はS班、赤字は勝率30%未満

順位	選手名	3連対率	勝率
1	脇本雄太	94.4	77.7
2	郡司浩平	86.3	54.5
3	中野慎詞	85.7	85.7
4	古性優作	85	30
5	太田海也	80	50
6	成田和也	79.1	16.6
7	稲川翔	77.7	38.8
7	中田雄喜	77.7	66.6
9	眞杉匠	77.4	45.1
10	守澤太志	77.2	31.8
11	福永大智	76.9	23
12	松井宏佑	75.8	34.4
13	村上博幸	75	35
13	中本匠栄	75	25
13	山田雄大	75	25
16	野口裕史	74.2	54.2
17	深谷知広	74	44.4
18	北井佑季	72.7	42.4
19	新田祐大	72.2	44.4
20	佐伯辰哉	71.4	0

　2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。

　現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。    

   
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