2着3着としっかり着をまとめるイメージだった林真奈美だが、ここ半年くらい前から1着を量産。しかも自らタテに踏んで勝ちきる競走が増えてきた。

　前検日には「前回の大垣はガルコレでみんな強い選手だったけど、その中で3日間3着と自分の中ではしっかり走れたし感触もよかった。今回も前回と同じくらいのデキだと思います」と好調をキープしている様子。

　その要因について問うと「7場所くらい前の地元戦辺りから練習の感じが凄く良くなってデビューして初めて『しっかり自転車に乗れているな』という感覚を掴んだ。それから予選で連勝できたり決勝も勝ちきる事ができたりし始めた」と教えてくれた。

　その言葉通りの走りで見事に連勝で決勝への切符をゲット。実力者が順当に勝ち上がって来た決勝戦だが、好調なタテ脚を発揮して今年初優勝を掴み取る。(アオケイ・松野記者)