2023/01/21(土) 22:15 0 2
準決勝は初連係の菅野航基マーク。バックで一瞬、口が空いたがしっかりと付け切って2着をキープした。
「スピードが良くて最後、離れました。締めて回れば付いて行けたけど、2車で併走していたし、失格を意識してしまい外、外を回したら空いてしまった」と油断をしていたり、脚力不足だったわけでは無かった。
今期はA級に降級し今回が3場所目。年々、若手機動型のレベルが上がっていると肌をもって感じているという。
「自分らが若かった頃に比べるとまったく違う。タイムもそうだしスピードも全体的にアップしている。その中でも対応をしていかないと。実際、準決はゴール前にスカスカしていたし、前を抜く余裕が無かったから」
決勝は同県の鈴木謙太郎が自力で戦う意思を示したため、喜んで託すことにした。「名前がある? ウチのラインですか(笑)。古い話ですよ」と苦笑いしたが、横にいた鈴木が「ロートルラインで頑張ります!」と高らかに宣言。すると牛山も「そうか…。菅野君、21歳って言っていたもんなぁ」とうなずいていた。(netkeirin特派員)