2023/01/18(水) 10:00 0 2
昨年の11月半ばの久留米を終えると50日の長期欠場をした。S級点の問題もあったのだろうと察するが、本当は体調を大きく崩して走るどころでは無かったという。
「自分で思った以上に長引きました。ずっと体の状態が変で前検日の数日前までまともな練習ができなかった」と不安を抱えたままの復帰戦となった。
だから、初日特選に加倉正義、米原大輔と九州3人いても「前で頑張ります!」とは言えなかった。
「いつもなら、任せてもらえれば自分のできることをしますって言っていましたが、とてもそんな自信が無かった」
結局は加倉、米原とは別で空いていた山崎泰己をマークした。その判断はテキメンで、前へ前へとさばく山崎は先手を取った鈴木涼介の番手を奪うと直線を鋭く伸びて1着に。西田も2着に続いた。
「復帰戦だったし呼吸がきつかった。スピードも上がったし、それに番手飛び付きは作戦に無かった。でも山崎君は自在選手だし何をするかわからない。だからかえって集中して走れた。いい緊張感が得られました」と久々の実戦に満足そうだった。
2日目、準決勝は9R。地元の池部壮太に託して決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)