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【日本選手権競輪】漢字の競輪で寺崎浩平を倒した群馬勢

2021/05/04(火) 23:00 0 2

京王閣競輪場「第75回日本選手権競輪(GI)」は4日、初日の全レースが終了した。初日の10レースで打倒・寺崎浩平に成功した木暮安由小林泰正に話を聞いた。

小林泰正の写真撮影に割り込んできた木暮安由。非難ごうごうと思いきや、記者陣の評判は良かった。

 当サイトの“ラインの絆”のコラムは、アクセス数やページの滞在時間も長く評判も良い。S級トップ選手からも、あれは面白い記事だと絶賛の声もいただいた。新規ファンがミッドナイト競輪などに盛り上がっているのは事実だが、コアなファンは昭和の競輪が好きと言うことかもしれない。

 小林泰正は「普通に走ったらナショナルチームの寺崎浩平さんにはスピードでかなわない。だから漢字の競輪を意識した。踏んでおけば、村上博幸さんは付いてきても3番手は離れている。もし寺崎さんが構えれば逃げても良いと思った。漢字の競輪は前々がセオリーですから」

 やはり前回の弥彦決勝の成田和也とのジカ競りが衝撃だったようで「壁ドーンより凄かった(笑)。押しつぶされると言うより、引っかけられて全部止まった感じ。あれでも僕が自力選手だから優しくしてくれた感じ。鐘の4角では番手だったけど、ホーム線では7番手まで下げられていた。あんな経験はないですね」

 小林泰正を足場に頭まで突き抜けた木暮安由は「GIの勝ち上がり1着は3年ぶりぐらい。オレはあまり欲がないから、今回のダービーの目標は平原康多さんが優勝し準優勝(笑)。次の地元前橋記念は平原さんを差して優勝するけど。泰正は行かないので有名だけど、最近の走りは良くなっている。これならSNSでたたかれないでしょう(爆笑)。あの平原さんが付いても行かなかったからね」

 目覚めた群馬コンビには二次予選でも注目したい。(町田洋一)

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