2023/01/09(月) 22:30 0 15
あのリカバリー力と、怪我を怖れない走りは、誰もが知るが日本一。落車を推奨している訳ではないが、高い技術力は、敢えて語る必要もない。準決も絶体絶命の展開から1着を取った。
小倉竜二は「今年の目標は国際ルールで走る事(笑)。それが新年一発目の開催から破ってしまった。あれは、障害物競走だし、アクシデントもあった。ハンドルを引っこ抜いたり、追い上げたり、外に張ったりと、あれは漢字の競輪。えげつないコース取りも良くないし、真っ直ぐ走ります!」。
だけど、不思議なもので、4角絶好の展開だと前を抜けない。
「あれは自分でも分からない。フレームの特性があるのも確かだけど」
ここは九州も中部近畿も2段駆けの作戦で孤軍奮闘のレース。「どこかに、くさびを打とうか」と笑っていたが、厳しい展開ほど、おぐさんらしい走りを魅せる。(町田洋一)