初日を終えて「出だしで力みすぎて進みがイマイチだった」と首をかしげていたが、2日目は絶妙な仕掛けで快勝し連勝。あっという間にリズムを取り戻した。
「昼間にチェックして色々と意識したら良くなった。いい感じになってきた」と修正能力の高さを示した。

　決勝メンバーが出揃うと「動く人がたくさんいますね」とポツリ。そして「やっぱり決勝は挑んでくる人ばかりいますね。最近は決勝戦でお客さんの期待に応えられていないので勝ちたい。新年の初戦なのでとくに意識します」と優勝宣言をだした。

「奥井さんにスタートを取られるときついので何とかしたい」と細田愛未が奥井対策を練り、2日目に奥井に食い下がった奈良岡彩子が「去年の10月に奥井さんの後ろについた時よりは滑らかに続けた」と好調モードを匂わしたが堂々と受けて立つ。

　昨年の10月以来となる優勝へ向けて視界は良好だ。(netkeirin特派員)