昨年まで4年間S級S班を務めた清水裕友が二次予選で貫録を示した。

　ビッグ戦線で活躍する森田優弥が相手だったが、中団確保から森田に合わせてまくると、真後ろに入った森田を全く寄せ付けず完勝。不調時はどこか自信なさげな様子を見せることもあったが、吹っ切れた今の清水にはS班級のオーラが漂っている。

「今日は森田君の巻き返しが思ったより早かったので、整っていなかったけど合わせて出ていきました。初日も似たような形になって、内に差して反応できていなかったので、今日はムリヤリでも出ていこうと。ゴールまで踏み切れたし、抜かれなかったので末も悪くないのかな。とにかく一戦一戦、ですね。明日からも気持ちを入れて頑張ります」

　6日の準決勝でも当然主役を張れる存在だ！(netkeirin特派員)