予選8レースは新鋭・太田龍希がメインの番組。目標不在となった大内達也はメンバー表を見て「厳しいね…」とポツリ。
「与えられた番組で走るのが自分たちの仕事だし文句とかはないんだけど…。やっぱり気は重いよね」

　大内といえばタテ脚を武器にS級で長く活躍した実力者。今でも時々"まくり脚"を見せて大穴を出すことがあり、ゆえに目標不在の番組を組まれてしまう事がある。
「練習ではまくりを出せても、やっぱり実戦で出せるほど甘くない。そもそも道中で脚を削られたりするし踏む距離も違うから。自力選手はすごいですよ。20年前なら『自力で頑張る』とか言えるけど(苦笑)」

　結局、初日は「南関ライン追走から」というコメントに。
「今でも練習はやっているしチャンスがくればモノにはできる状態かな。2班の点数もなんとか取りたいし頑張ってみますよ」と最後は笑顔で締めた。

　過去にはミッドナイトで超特大配当を提供したこともあり、どんな番組でも侮れない存在。穴党ファンはぜひとも3日間、大内を追い掛けてみてほしい。(netkeirin特派員)