11月大宮の2日目に落車をして「肺挫傷」「肋骨骨折」と診断された。そこから約1か月半の治療期間を経て今回が復帰戦となる。

「練習はできたしそこまで重くなかったんです。でも若い頃と比べると治りはどうしても遅くなるよね」と2月には58歳を迎えるベテランが体にムチを打って頑張っている。

　1R発走は8時50分。アップを含めると早朝からの準備を要し、かなりバタバタする。だが遠澤クラスのベテランになるとまったく動じない。

「朝、起きるのは元々早いし朝練習をしていると思えば対応できるんですよ。でもまさか1Rとは思わなかった(笑)」

　ここは夏目新吾に前を任せて、地元バンクで2023年の初陣を飾るか。(netkeirin特派員)