12月29日、平塚競輪場で行われたKEIRINグランプリ(GP・2日目)のガールズグランプリは、道中5番手から追い込んだ柳原真緒(25歳・福井=114期)が1着、3番手から追い込んだ山原さくら(30歳・高知=104期)が2着、番手から捲った奥井迪(41歳・東京=106期)が3着に入った。3連単は④-⑥-⑤で103,730円という配当だった。

　レースは前受けの尾方真生(23歳・福岡=118期)がそのまま先行していき、奥井が2番手、打鐘で上昇した山原が3番手を回る展開。人気の佐藤水菜(24歳・神奈川=114期)は最後方で、児玉碧衣(27歳・福岡=108期)は4番手から佐藤の出方を伺いつつ最終周回に入る。最終バックに入ると各選手が一団で捲り合戦となるが、3コーナーで接触があり児玉と佐藤の2車が落車。それを尻目に内目のコースを縫って追い込んだ柳原が最後に奥井と山原と交わして優勝した。

　佐藤は再乗し5着で、児玉は棄権。石井寛子(36歳・東京=104期)が押上げにより失格となった。