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【玉野競輪・ミッドナイト】牧場で働いていた赤塚悠人!

2022/12/26(月) 14:15 0 4

玉野ミッドナイト競輪「チャリロトよしもと杯(FII・ガールズケイリン)」は26日、初日を迎える。8レースのA級予選を走る赤塚悠人に話を聞いた。
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選手になる前、牧場で3年働いていた赤塚悠人

 朴訥とした雰囲気で、A級中堅レーサーとして活躍している赤塚悠人。選手になる前は牧場で3年働いていた異色の経歴を持つ。

「高校を卒業してジャパンエナジーと言う石油の元卸の会社で、1年間、経理とかやっていた。それから実家に戻り、家の近くの牧場で3年間、働いていました。従業員とヘルパーさんがいる大きな牧場だし、機械化され、えっちらおっちら鍬で耕すとかなかったですよ(笑)。みんなが思っている牛の世話のイメージとは違うし、飼料とかも、完全自動化でした」

 自転車経験はなく、ハンドボールからの転身組。スカパーを見ていたら、井上茂徳さんが、誰でも選手になれると言う言葉に触発され、競輪学校を受験する事にしたそうだ。

「話と違い、選手会に行ったけど、誰にも相手にされなかった(笑)。運良く、師匠の栗田伸也さんだけ、声を掛けてくれた。そうしたら96期、97期の試験を受けて2回目で合格。S級にも行き、マックス99点の競走得点もあった。29歳の時、慎太郎さんに声を掛けてもらい、沖縄合宿に行く様になってから成績がアップ。本当は沖縄に移籍したいけど、田舎だから、変なしがらみがあって…。本家とか墓地、母親もいるから大変なんですよ」

 現状、今年の賞金は1002万円。田舎だから、良い生活は出来るそうだし、成功者と言えるだろう。(町田洋一)

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