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【久留米競輪・ナイター】戦法チェンジを模索する吉竹雄城

2022/12/22(木) 18:15 0 1

久留米競輪のナイター「ケイドリームス杯(FII)」が23日に幕を開ける。5Rのチャレンジ予選に挑む吉竹雄城に話を聞いた。
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「復帰してからまったく車が出なくなった」と話す吉竹雄城

 5Rは松本秀之慎の先行1車で、吉竹は即座に「松本君の番手」と主張をした。これまでは位置を取ってからのカマシ、まくりを主武器としており、こんな強行に出るタイプでは無かった。

「夏場に体調を崩して復帰をしてからまったく車が出なくなったんです。レースに参加をしている感じが無くて中途半端で…。それに2班から落ちて点数は持っていたので番手を回る事もあったけど、ただ回っているだけみたいなレースも増えて。その辺を打破したくて」と自らに気合いを入れる意味、そして戦法チェンジを模索したものだった。

 12月に入るとその思いはより顕著となり、大垣いわき平の2場所は6走すべて、初手から自力選手の番手に的をしぼるレースを展開した。

「強い自力選手がいれば付きますが、普段は自分でやるレースが多い。それが今はかえっていいのかも。自分で自分の首を絞めている感じもありますが(笑)」

 松本の番手の梶原恵介は怖いもの知らずのマーカーで、どこにでも競りに行く強心臓の持ち主で「自分から行くことは良くあるけど、初手から受けるのは久しぶり。気持ち? もちろんわかりますよ。自分もそうやってきているから」と若きマーカーの挑戦を受けて立つ。両者の覚悟を示した激しいぶつかり合いが今から楽しみだ。(netkeirin特派員)

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