2021/05/01(土) 21:00 0 1
5月1日、静岡競輪場で競輪ルーキーシリーズ2021(FII・初日)のA級男子新人戦予選1(12R)が行われた。120期生同士のレースを制したのは窪木一茂(31歳・福島)。2着に上遠野拓馬(27歳・宮城)、3着には渡口勝成(23歳・山口)が入った。3連単は⑦-①-②で2,980円という配当だった。
レースは打鐘前から発進した新村穣を追って窪木が追走。最終周回で窪木と人気を分けた渡口がバックを取り、逃げ切りを図る。窪木は新村の番手に付けた上遠野の外併走から、直線勝負で競り勝ちデビュー戦を飾った。
リオ五輪ではオムニアムに出場するなど自転車競技で活躍していた窪木。2020年に特別試験で競輪養成所に合格、現在はナショナルチームに所属しており、デビュー前から注目を集めていた。
レース後「序盤は狙った位置で走れず後方からになりましたが、周囲を見ながら冷静にレースを進められた思います。車間を切って4番手まで詰めながらバック捲りで勝ちましたが、2着との差はギリギリだったので60点。あきらめない走りが出来たことは良かったと思います」と振り返ると、すぐダウンに向かった。(netkeirin編集部)