2021/05/02(日) 17:00 0 6
7人全員良い成績だが、“絶対女王”の児玉碧衣が頭1つ、いや、頭2つくらい抜けている感じだ。3月に行われた松阪のコレクションは丸々1周のロング捲りでライバル達を一蹴。前半戦が終わった時点で賞金ランク1位を独走している。日本選手権に参加中の男子選手と走ってもそこそこ勝負になりそうだし、先行と捲りのどっちになっても、取りこぼす可能性は低いだろう。
打倒児玉に燃えるのは、この間の松阪で完敗だった佐藤水菜。昨年の7月からナショナルチームに加入し、肉体的にも精神的にもひとまわり大きく成長した。ブレずに風を切るレースに徹し、児玉碧衣の牙城を崩したい。
ここに来て急成長の久米詩も見逃せない存在。脚質的に長い距離を踏むタイプではないが、意外性と俊敏性が売りの何でも屋さん。石井寛子や小林莉子みたいに位置取りも上手い。今回のメンバーで戦法が被る選手はいないし、勝負所では自然と好位をキープしていそう。
千葉の石井貴子は細田愛未の欠場で繰り上がり。この中では児玉の次に実績のある選手で、大物キラーとして有名。過去に児玉を差してコレクションを優勝したこともあるし、ここ一番の勝負強さは天下一品だ。
尾崎睦は児玉と同期の108期生だし意地を見せたい。捲りのスペシャリスト荒牧聖未、レベルアップ著しい太田美穂も一発の破壊力を秘めている。