2022/12/16(金) 20:15 0 11
広島競輪場の「ひろしまピースカップ(GIII)」は17日、3日目を迎える。12レースのS級準決勝を走る神山雄一郎に話を聞いた。
▶出走表はこちら
神山雄一郎も、いつか引退の時が来る。競輪評論家、スポーツコメンテーター、競輪養成所の指導者など、どこからも引っ張りだこだろう。
だけど、二次予選で2着に強襲して神山雄一郎は笑顔いっぱいで「ぴらんでばかりなら、さすがに俺も考えるけど、これなら、まだまだいけるね(笑顔)。このバンクはイエローラインのちょっと上が伸びる。2センターから、そこのコースに入れれば、やれる感覚はあった。ただ、勝ち上がりで1着を取るのは難しいよ。簡単に勝っていれば、もっと早い時期に900勝を決めている(笑)」。
準決、決勝を勝てば、大台の900勝に乗り、記念の優勝も100回になる。前人未踏の大記録だが、それ以上に、目の前のレースを楽しんでいる。
「久々の共同インタビューで緊張するな」と言うのも、大スターとは思えない新鮮な言葉だった。(町田洋一)